koppe28の日記

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統計検定準1級をギリギリ合格する

こんにちは!コッペパンです。

先月、準1級に63/100で合格しました!

今回は、最低限の勉強でギリギリ合格する方法をご紹介できればと思います。(ここでは、準1級に受かるためだけの方法を紹介します。)

暇つぶし程度に読んでください。

 

バックグラウンド

  • 理系の学部に所属(授業で統計学は履修した)
  • 夏に統計検定2級を受けてみたら受かった(前日に過去問を2年分読んだ)

こんな感じで、2級を取得しましたが、ただ受かるために勉強したため2級範囲の内容は特に身に付いていません。準1級の勉強を始めた当初は、第1種と第2種の過誤の定義って何だっけ?て感じでした。

準1級とは

www.toukei-kentei.jp

読んでください。

個人的な感想は、どこが準1級なん??って感じの試験です。

2級と1級の間に本当に挟まってますか?

勉強法

ちなみに、私はこの試験に一度落ちています。

まず、一度目の受験では、特に対策もせず公式のワークブックを16章くらいまで読んだ状態で受験しました。45点くらいでした。お金がもったいないです。ですが、準1級の出題レベルを知ることができてよかったとポジティブに捉えてます。(この作業は、過去問でするべきですが、お金に余裕のある方は、準1級と自分の大体のレベルを把握する目的で受けるのもありだと思います。PBTとCBTでは雰囲気が違う気がします。)

 

試験を受けてみて、統計検定2級範囲(確率分布・統計的推測・仮説検定・分散分析)辺りを完璧にすれば、後ろの応用部分はそんなに勉強しなくてもいいことに気づきました。

 

これをふまえて以下の勉強を行いました。

  1. ワークブックを一周読む、1-13,20章を重点的に(余裕があれば付属問題も解く)
  2. 過去問を解く
  3. 知らない単語・考えを調べる(ワークブックに載ってなかったらスルーしていいと思います。準1級範囲の理解を目指す方は、他の参考書で勉強した方がいいと思います。)
  4. 2級の過去問もたまに解く(基礎は大事です)
  5. 過去問を解いてみて理解が足りないと思った部分の章を読む

知らない単語・考えに関しては、まとめノートを作るもしくは、それが面倒であれば、ワークブックに何かしらの印をつけて後から読んで分かるようにすることをお勧めします。

私は、後者でした。

 

参考書

  • ワークブック

www.gakujutsu.co.jp

結局、2〜3周読みました。

1-13,20章は、3周して問題も解きました。

他は、2周しました。(言葉の定義は、言える程度に仕上げました。)

一日4章読むというのを目標に勉強しました。

暇な時は、頭の中で、例えば、ウィルコクソンの順位和検定って何だっけかな?と自問自答して、印象に残るようにしてました。

準1級対策においてこれ以上の本は無いと思うので、買ってください。

  • 過去問

jitsumu.hondana.jp

1〜2周しました。

過去問演習をこなす中で、解き方・考え方を身につけました。

記述問題は、流し読みしました。

統計検定は、どれだけ早く過去問に触れているかが割と重要な試験だと思うので、ワークブックを1周したらとりあえず解いてみてください。

  • 2級教本

www.tokyo-tosho.co.jp

基礎固めに使いましょう。

ワークブックを読んでも全くわからない方は、まずこの本を読んでください。

  • 2級過去問

jitsumu.hondana.jp

準1級の過去問を解いてて、全然解けなくて凹んだ時は、これを解いて自信をつけましょう。

 

余裕のある方は、以下の本も勉強してみてください。(私が受験した時には使用しておりませんが、読み進めやすいなという印象を受けます。)

www.kyoritsu-pub.co.jp

測度論は使われておらず、数理統計学を勉強しやすいです。

ワークブックに出てくる数式(主に1-13章)の根拠を知る際に役立ちます。また、統計検定1級対策にもなります。

 

余裕があればやりたかったこと

スプレッドシートに試験範囲の単元をすべて書き出して進捗表を作りたかったです。

進捗と共に理解度を◎◯×でメモをしておけば復習の時に楽だったんだろうなあと思います。

最後に

すべてを理解して試験に臨むのも大切ですが、ある程度妥協して範囲を絞ってその分野を完璧にすることも大切だと思います。時間に追われている方は、参考にしてみてください。

 

色々な勉強法があると思うので、他の方の記事も読んでみてください。